【もみーの小話】隣の席の人が頻繁におならをする

2018年2月22日

私は読書が趣味で、時々小説家ぶって物語風味のものを書いたりする。
気が向いたので以前に書いた駄作をご紹介。

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職場の隣の席の人は

推定55歳くらいの小太りなおじさんだ。

パット見は「謙虚なおじいさん」という感じで、
頭が禿げ上がっており、お腹がズボンに乗っていて、水をこぼさないよう気を付けながらゆっくり飲むのが印象的である。

彼のPCは現場で貸し出されている物であるにもかかわらず、恐ろしいほどカスタマイズされており、そこまでPCに詳しくない私はいつかハッキングされるのではと不安を覚えた。

お昼ご飯は必ずマクドナルドに行っているらしい。理由を聞いたところ、チェーン店の牛丼屋等と違い長居出来るし価格もそこまで高くないから、とのことだ。

ここからは私の推測に過ぎないが、彼は朝御飯も恐らく毎日マクドナルドだ。私が少し早起きした日、出来る女ぶってマックで英語の勉強でもしてやろうと就業時間の45分前くらいにマックに行くと、小太りで猫背な後ろ姿を見かけたのだ。

1日2食マクドナルド、あのドーナツの食べ過ぎで亡くなったというエルビス・プレスリー顔負けのジャンクフーダー決定だ。

しかし、私もジャンクフードを愛しているので人の事は言えないが…。

本題に戻ろう。

私はそんな彼のとある行動に日々悩まされている。

事件が起きるのは決まって午後2時頃。私が作業に没頭していると、何か硫黄の様な臭いがうっすら鼻をつく。心の中でその臭いの原因を疑いつつ、引き続き作業に没頭。

しかし、臭いを察知してから2度目の呼吸で息を吸い込んだ瞬間、私は確信する。ヤツはやった。確実に。そう、「すかしっぺ」をしたのだ。

ヤツは職場という公衆の面前で堂々と屁をこいているのだ。しかも毎日。

その臭いの破壊力たるや、夏に1週間ほど掃除を怠った排水溝の臭いに匹敵する。臭いの持続時間も長い時は2~3分ほど続く。頻度は午後2~3回。

只でさえ、電話や質問、暇な上司の私的な話等の激しい横やりの中集中することに必死であるのに、それに加え、1時間20分おきに公害とも言える異臭によって私の集中は断絶されるのだ。
ああ、もうここまで書いて泣けてきた。

はじめは、今日も来たか…と悟り、息を止めたりした。しかし、屁の持続時間が長いためせいぜい1分ほどしか息を止められないので、限界を迎え思い切り息を吸い込むタイミングでまだ私の周りの空気中に屁が残っており、思い切り臭い空気を吸い込んでしまい、1人軽いパニックに陥った。

作戦を変更した。その名も「仰ぐ作戦」。
名前の通り、屁を察知した瞬間にノートで仰ぐのだ。とにかく鼻の周りの空気が入れ替われば良いと思い、必死で顔を仰いでいたら、私の席は比較的寒いため前の席の人に「暑いんですか?」と怪しまれ、あいまいに答えるしかなく、気まずさが残るためこの作戦も没になった。

その他に「マスク作戦」「大量に吐く息作戦」「顔を振る作戦」「少し席を移動する作戦」等を試したが、どれも失敗に終わっている。

唯一、成功とは言わないまでも少し楽に仕事が進められるのは「口呼吸」だ。看護師の妹が、患者さんのおしめを替える時とかは口呼吸だよと教えてくれたのを思いだしたのだ。

なぜ成功ではないかと言うと、鼻がどうやって臭いを検知するかご存知だろうか。鼻は、臭いの粒子が鼻の粘膜に付着することにより臭いと感じるのだ。

つまり、私の鼻の粘膜にヤツの肛門を潜り抜けた粒子が付着してるということなのだ。これはどうしても許せない…!結果的に、鼻にも口の中にもその粒子が付着しているのだ。

あそこまでヘビーなガスが身体から出るという事は、身体の中が良くない状態であるのは間違いない。大きなお世話と思いつつも、食生活の改善を進めた方が良いような気もする。
本当は、屁の臭いの改善を祈る故だとしても…。

明日からノーベンバーが始まるが、
私は相変わらず、毎日仕事と屁に悩まされなから変わらぬ日々を過ごすのだろう。

人は変えられない、ならばやはり自分が変わるしかないのだ。私は決して、諦めず新たな対策を模索し続けている。

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Posted by matatabilife